昨今の歯科業界において継承は大きなテーマとなっているわけですが、
そこには様々な問題が立ちふさがってきます。
その為、院長先生の多くは継承の勉強をされたり、
セミナーに参加するなどされているわけですが、
その努力も虚しく、二代目との衝突など様々なトラブルが生じるケースが少なくないようです。
このように継承に頭を抱える院長先生が多い中、
継承成功の法則に気付いた結果、親子間でスムーズな継承を実現させてレセプト枚数を1.5倍伸ばし、
自費率も5%から15%に引き上げるという実績を残している人物がいます。
その人物というのが本日ご紹介させて頂くむとう歯科医院の副院長、武藤直広氏です。
むとう歯科医院は愛知県愛知郡東郷町という人口4万人程の田舎町で開業しているにも関わらず
月のレセプト枚数は600枚以上で予約は診療開始から終了まで毎日ビッシリ埋まるほど繁盛ぶりです。
更には3ヵ月先までメンテナンスの予約が埋まるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの武藤先生ではありますが、
彼が父親の医院に戻った当初は、父親との衝突が絶えませんでした。
その結果、スタッフが全員辞めてしまい、一時は廃院の危機に陥りました。
しかし、この危機的状況を機に、彼はある秘策を思いつき、継承に関する全ての問題を解決したのですが、
彼は一体どのような方法を用いたのでしょうか。
その秘密を尋ねてみると彼は
「正直、私は特別なことはしていません。ただ父親とお互い感情的にならないというルールを決めただけです」と言うのですが、こんな簡単な事で継承に成功して医院の売上が伸びるというのは、納得することが出来ませんでした。
そこで、具体的にどういった決め事をして、何を実践しているのかを聞いてみると驚くべき答えが返って来ました!
「継承を成功させる為の絶対条件は、現院長と二代目の衝突を避けることです。
これさえ出来てしまえば継承に関するトラブルはなくなり、スムーズに二代目への引き継ぎは実現できます。
ですので、私と父は互いを身内ではなく
一人の歯科医として接するというルールを決めて衝突しない環境づくりをしただけです。」
武藤先生の言う“衝突しない環境作り”とは一体どのようなものでしょうか。
実は彼が行ったのは次の2つです。
☑ 継承スピードのコントロール
☑ 院内における権限の分散
まず彼が行ったのは「継承を急がない」ということです。
「父親が引退するまでに行えば良い」と考えて①確実性②スムーズさを重視して継承に取り組んだ結果、
お父様も武藤先生も心に余裕が生まれるようになったのです。
また、ひとつの医院に歯科医が二人いると船頭役が二人になってしまい、スタッフの混乱を招く危険性があった為に、
医療法人の理事長を武藤先生、医院の院長をお父様として院内の権限を分散することで、
以前のような衝突がなくなりスタッフの離職率も限りなくゼロになったと言います。
そして、この2つの取り組みは医院の組織力を高める結果に繋がり
武藤先生が「これをするだけで患者数が劇的に増える」と断言する患者様が求める歯科医療を汲み取り
患者様が主役の治療スタイルであるヘルスプロモーション経営戦略を生み出し…
① 患者様が歯科医に訪れる心のブレーカー
② 現代における歯科医師の本当の役割
という医院の売上に大きく影響する二大要素に気付いた結果、
むとう歯科医院では僅か3年でレセプト枚数が1.5倍もUPするという飛躍を成し遂げたのです。
この事実は武藤先生が実践した医院継承戦略とヘルスプロモーション経営が、継承に関する悩みだけでなく、
医院経営における経済的問題も一度に解決してくれることを意味しているように思えます。
そこで今回、武藤先生にお願いして
“ヘルスプロモーション型継承戦略”というテーマでセミナーをお願いして
快く了承して頂くことが出来ました。
また武藤先生から
「せっかくですから、私だけでなく父にも登場して頂き、
現院長・二代目と二人の視点から継承を語る内容にしましょう!」と提案頂き
現院長である武藤芳照氏にも参加して頂けるという非常に贅沢な内容となりました。
さて、このセミナーですが、ようやくDVDとしてご案内できることとなりました。
このDVDを通じて先生が得られる数々のノウハウの一部をご紹介させて頂くと…
これを知るだけで、貴クリニックの患者様からの評判はグングンと上昇して地域で一番愛される歯科医院へと大きな発展を遂げることは間違いありません。
患者様と二人三脚で進んでいくために知っておくべき歯科医院の役割について伝授します。
この役割を知れば、ライバル医院の存在など全く問題せずに
貴クリニックは独り勝ちを収めるのは言うまでもありません。
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